2008年 10月 18日
映画 『おくりびと』
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ちょっと前の話になりますが、くれまちすメンバーと映画『おくりびと』を観にいきました。
もうすでに数週間前になります。。。 Σ(・ω・ノ)ノ!えっ・・・
◆◇◆映画『おくりびと』 2008年 ◆◇◆
第32回モントリオール世界映画祭 グランプリ
第17回金鶏百花映画祭 国際映画部門 作品賞・監督賞・主演男優賞
◆キャスト・スタッフ◆
監督 : 滝田洋二郎
脚本 : 小山薫堂
音楽 : 久石譲
主演:本木雅弘、広末涼子、余貴美子、吉行和子、笹野高史、山崎努
遺体を棺に納める“納棺師”という職業は、この映画を観て初めて知りました。
納棺師は、ご遺体を棺に納めるのですが、その前に衣装を着がえさせて、
生前の元気だった頃を思わせるようにお化粧などして整え、
旅立ちのお手伝いをします。
映画の中ではご遺族一同の前で、手際よくご遺体のお肌を見せないように
お着替えをさせて、お顔や髪などを整えていきます。
それをまるで一つの儀式のように、流れるように進めていくので本当にお見事。
大切な家族を亡くされ、悲痛な思いをされていらっしゃるご遺族の方々も
一様にやわらかい表情に変わっていくのが印象的でした。
遺族が故人とお別れするのに大切な儀式と再認識させられました。
これは、地方性があるのかしら・・・
このような”儀式(?)”を見た事も聞いた事もなく、恐らく葬儀屋さんが一連の流れを
遺族のいないところで行い、普段は見ることがないように思います。
でも地域によっては、このような”儀式”は存在するのかもしれませんね。
正直 羨ましくも思いました。
同じ冠婚葬祭でも 結婚式場など御祝いムードいっぱいの所と比べ、
葬儀屋などお亡くなられた方を対象とした職業は、ひょっとすると一般的に
縁起が良くないと とられがちかもしれません。
映画の中でも 家族や友人はこのようなお仕事を敬遠し、
心無い言葉を浴びせられ、仕事名を容易に名乗れない主人公がいました。
残念ながら、実際の世界でも同じ反応をされるのではないかと思います。
でも【死】は他人事ではなく、私達は生まれてきた以上、例外なくいつか【死】を
迎えることになるのです。その最後の旅立ちをお手伝いするお仕事って
恥じるものではなく、大いに誇りに思えるものではないかと心から思えました。
【死】を迎えた時 自分はどうして欲しいのか・・・。
大切な家族が先立たれた場合 どうしたいのか・・・。
色々と考えさせられた映画でした。
ストーリーはこれからご覧になる方の為に詳しく書くことはしませんが、
もっくん(本木雅弘さん)の演技は本当に感動的!
ご遺体に向かい、旅立つ準備をする際 その方(ご遺体)に敬意を払い、
ありったけの愛情込めて ”仕度”する姿が完璧でした。
もっくんは、この映画に臨む前 実際の納棺師のもとで
かなり訓練されたというのも頷けます。
家族や自分が亡くなったら、「もっくんに頼みたい!」なぁ~んて
思ってしまったほど。 (;´▽`A``
この世を旅立つ前に こんな風に見送られたら幸せだろうなぁ~~って。
まだこの映画をご覧になっていない方がいらっしゃいましたら、お薦めです。
笑いあり、涙あり、感動あり、、、です!
『人は誰でも おくりびと・・・おくられびと・・・』
もうすでに数週間前になります。。。 Σ(・ω・ノ)ノ!えっ・・・
第32回モントリオール世界映画祭 グランプリ
第17回金鶏百花映画祭 国際映画部門 作品賞・監督賞・主演男優賞
◆キャスト・スタッフ◆
監督 : 滝田洋二郎
脚本 : 小山薫堂
音楽 : 久石譲
主演:本木雅弘、広末涼子、余貴美子、吉行和子、笹野高史、山崎努
遺体を棺に納める“納棺師”という職業は、この映画を観て初めて知りました。
納棺師は、ご遺体を棺に納めるのですが、その前に衣装を着がえさせて、
生前の元気だった頃を思わせるようにお化粧などして整え、
旅立ちのお手伝いをします。
映画の中ではご遺族一同の前で、手際よくご遺体のお肌を見せないように
お着替えをさせて、お顔や髪などを整えていきます。
それをまるで一つの儀式のように、流れるように進めていくので本当にお見事。
大切な家族を亡くされ、悲痛な思いをされていらっしゃるご遺族の方々も
一様にやわらかい表情に変わっていくのが印象的でした。
遺族が故人とお別れするのに大切な儀式と再認識させられました。
これは、地方性があるのかしら・・・
このような”儀式(?)”を見た事も聞いた事もなく、恐らく葬儀屋さんが一連の流れを
遺族のいないところで行い、普段は見ることがないように思います。
でも地域によっては、このような”儀式”は存在するのかもしれませんね。
正直 羨ましくも思いました。
同じ冠婚葬祭でも 結婚式場など御祝いムードいっぱいの所と比べ、
葬儀屋などお亡くなられた方を対象とした職業は、ひょっとすると一般的に
縁起が良くないと とられがちかもしれません。
映画の中でも 家族や友人はこのようなお仕事を敬遠し、
心無い言葉を浴びせられ、仕事名を容易に名乗れない主人公がいました。
残念ながら、実際の世界でも同じ反応をされるのではないかと思います。
でも【死】は他人事ではなく、私達は生まれてきた以上、例外なくいつか【死】を
迎えることになるのです。その最後の旅立ちをお手伝いするお仕事って
恥じるものではなく、大いに誇りに思えるものではないかと心から思えました。
【死】を迎えた時 自分はどうして欲しいのか・・・。
大切な家族が先立たれた場合 どうしたいのか・・・。
色々と考えさせられた映画でした。
ストーリーはこれからご覧になる方の為に詳しく書くことはしませんが、
もっくん(本木雅弘さん)の演技は本当に感動的!
ご遺体に向かい、旅立つ準備をする際 その方(ご遺体)に敬意を払い、
ありったけの愛情込めて ”仕度”する姿が完璧でした。
もっくんは、この映画に臨む前 実際の納棺師のもとで
かなり訓練されたというのも頷けます。
家族や自分が亡くなったら、「もっくんに頼みたい!」なぁ~んて
思ってしまったほど。 (;´▽`A``
この世を旅立つ前に こんな風に見送られたら幸せだろうなぁ~~って。
まだこの映画をご覧になっていない方がいらっしゃいましたら、お薦めです。
笑いあり、涙あり、感動あり、、、です!
『人は誰でも おくりびと・・・おくられびと・・・』
by kyokoko_a
| 2008-10-18 16:22
| 本・映画・音楽